OkOgeのブログ

地方で楽しく生活することをテーマに日々あったことをつづります。

What you eat makes what you are

日本語より、英語の方がそのものズバリを指しているように感じます。
健康は食べたもので作られる。
食事は生きていくうえで切り離せない、最も大切な行為ですね。




母が進行性のガンであると診断されました。
もう手術はしても意味がないそうです。去年の夏に一度別の部位の手術をしていましたが転移してしまったのですね。
火曜日に検査の結果を一緒に聞きに行くときから、予想はしていましたが。
本人が一番ショックだったと思いますが、わたしも他に方法がないのか、本人に気力を沸き起こしてもらうにはどうすればよいか、ここ数日そのことばかり考えていました。

いろいろ調べて考えた結果、抗がん剤の治療以外に方法がないと言われた以上、食生活を含む生活習慣を変えることが一番よいのではないかと思いました。
なぜなら、ガンも生活習慣病の一種であると考えられているからです。

参考にしたのは『がん再発を防ぐ「完全食」』(済陽高穂)です。
本のエッセンスは次のとおりです。


1.塩のない生活をする。

減塩しょうゆを酢で割るなど、工夫をする。
練り物などの加工食品は塩分が多いので食べない。


2.牛や豚の肉を食べない。魚はマグロなどの赤身の魚ではなく、青魚や白魚を。


3.トマトジュースを1日に1リットル〜1.5リットル飲む。もちろん無塩。


4.ヨーグルトを1日に300グラム食べる。


5.海藻やきのこ類をたくさん食べる。


6.玄米や胚芽米、豆や芋類を食べる。


7.ハチミツとレモン、ビール酵母をとる。


8.食用油はオリーブオイルやごま油に。


9.飲み水は自然水に
浄水器を付けるなどして対応してみたらよいかも。


だまされたと思って、まずは半年徹底して行うことがポイントだそう。
体質改善に必要な期間がちょうど半年くらいだから。
医師である本書の著者の臨床結果では、6割の進行性のがんでもう手術ができないと言われた晩期の患者が食事療法を徹底したことで回復をしたそうです。
残りの4割については、本人の油断、食事療法に入るまでに抗がん剤で免疫が相当程度まで下がってしまっていたことを理由に挙げています。

著者は、現代医療を否定していません。どちらか一方では不十分な結果しか見られなかったにもかかわらず、現代医療と食事療法を併用することで相乗効果が見られたと書いています。

理想とする献立は、マクロビオティックとのことなので、本屋さんで探してみようと思います。

以上の内容を今日母に教えてあげました。

なぜそれが良いのかは、興味のある人は本を読んでみてください。なるほど!と思うことが満載です。

昨日、りんごの酵素ジュースの仕込みをしたので週末に持っていこうと思っています。
最近ブームになっている発酵食品は、腸内環境を整えるので免疫力アップになるそうです。


わたしは、趣味で週末に農園通いをしていますが、これからはできたものを持って行くつもりです。
あきらめてしまいたいのは本人かもしれませんが、わたしはあきらめません。絶対に。
それに、本人よりも強い姿を見せなくてはならないから。少なくとも母の前では。
離れて暮らしているけれど、一人ではないって思ってもらいたいからです。

生活習慣の積み重ねって本当に大事。
まだ目立った病気のない、健康なときからいかに日々の小さなことを積み重ねていけるかなんだと思います。
健康であることって何よりもかけがえのないものですよね。


後日、最近車内広告でも見かける『50歳を超えても30代に見える生き方』を読んで参考になりそうなところをまとめます。