OkOgeのブログ

地方で楽しく生活することをテーマに日々あったことをつづります。

よく分からないけど、どうして好きなんだろう?

自分が好きなもの。
なぜ、それが好きなのかを考えてみると、そこにはそのものが持っている機能もありますが、それに関する記憶がかなりの部分で影響していると思います。

今日、パソコンの壁紙を変えました。
わたしは社会人になってからずっと、パソコンの壁紙はANAのサイトから持って来ています。
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理由は、青い空や雲、飛行機の写真を美しいと思うからです。
カレンダー壁紙には、外国の町並みや季節の花々などの風景もあります。
今週、東京はパッとしない天気が続いていますが、青い空や雲などの画像を見ていると、それだけで晴れ晴れしい気持ちがします。
職場のパソコンも飛行機の壁紙なので、きっと、職場の人はわたしのことを飛行機オタクかなにかだと思っているでしょうね。
わたしが飛行機に対して抱いている感情は、ワクワクしたものです。


最近、「空美」と呼ばれる飛行機ファンの女性が増えているそうです。

飛行機が好きという点については、彼女たちとわたしは似ています。
でも、彼女たちは、飛行機そのものの美しさに魅せられてシャッターを切るのに対し、わたしは飛行機そのものにはあまり興味はありません。
では、何に対してワクワクするかというと、幼い頃、飛行機に乗って遠くへ旅行した楽しかった記憶が、飛行機を見ることで呼び起こされるからではないかと思います。

わたしの場合、自動車<電車<飛行機の順に、ワクワク度が変わってきます。
「飛行機に乗る」ということは通常、かなり遠くまで行くことを意味しますし、つい最近まではそれほど頻繁に乗ることのできる交通手段ではなかったこともあるでしょう。
飛行機に乗るだけでなく、旅先での日常と違う体験や知らない土地への憧れ、そんなものも混ざり合っていると思います。



記憶や感情を呼び起こすものとしては、においが有名ですね。
あるにおいを嗅ぐと、元気になったり、せつなくなったり・・・
一説によると、においと結びついた感情は一生忘れないそうです。
「わたしが、「なんとなく」好きで選んでいる壁紙は、実は、それにまつわる意識していない記憶が密接に関わっているんだろうなーと思いました。
壁紙だけでなく、いろんなものがそうだと思います。

ただ、飛行機に関していえば、今後、LLCの登場によってどんどん身近なものになっていくでしょうから、これからは結びつくイメージや記憶というものも変わっていくのかもしれません。
好き嫌いの感情は、実は結構奥深いのかも。

あなたの好きなものは、どんな記憶と結びついていますか。