【読書メモ】ルンルンを買っておうちに帰ろう
なんとなく、エッセイのようなものを読みたくなり手にとった本。
- 作者: 林真理子
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1985/11
- メディア: 文庫
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林真理子の露出本って感じの本。
最初の方は、読んでて少し気持ち悪くなってしまった。かなりえげつない。
飾ることなく曝け出しているから共感できる部分もあった。
例えば、「女が外で食べるとき」。
初めは、女が外でひとりでご飯を食べることが嫌だった。周りの目が気になって、食事を抜くこともあったとのこと。
半年も経つと慣れてきて、ひとりで食事ができるようになっただけでなく、ひとりで映画まで見られるようになった。
しかも、ふらっと。
一人ではご飯は食べられないという考えは、連れションの派生と書いているけど、わたしもそう思う。
それがいいか悪いかは別として、そうだよなぁって思ったのは次の部分。
ひとつ確かなことは、食事にしても映画にしても、ひとりで食事ができ、ひとりで映画を見ることができる女友達といった方が、絶対においしく、楽しいということだ
一緒にいて楽しいかどうかは、お互いにひとりを楽しめる人かどうかで決まると思うけどね^ ^
林真理子って、もとはコピーライターだったんだね。
自分の恥やイタイ部分を逆手にとって、売ってしまうところは、タダでは起きない根性だなぁ。
好き嫌いが分かれる本♪