OkOgeのブログ

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【英文記事メモ】変身する図書館 おもしろい取り組み

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図書館は好きですか?
図書館というとどんなイメージ?
本好きの人しかいかないところというイメージを持つ人もいるかも。

今日紹介する記事は、そんな図書館を変える試みについて書かれたもの。
出典:ジャパンタイムズウィークリー 9/28号
Bid to shift libraries to social spaces turns page on stale bookworm image

【概要】
船橋市の民間団体、情報ステーションは空き酒店舗や自動車販売店を利用して民間図書館を展開している。
寄贈された本を無料で貸し出し、利用者に飽きられないよう半年で全冊入れ替えを目指している。
図書館内にはワインやビールなどの酒を売るコーナーもある。

千代田区の日比谷図書文化館は、今年プロントを併設し蔵書や施設内の本屋で購入した本を読めるようにしている。
佐賀県武雄市図書館は、TSUTAYAとタッグを組んだ。

文科省によると、15年前に比べて図書館の数は30%増えているにもかかわらず、利用者は減少傾向にあるという。
しかし、TSUTAYAとタッグを組んだ武雄市の図書館は施設利用者が4倍に増えたという。

【感想】
わたしにとって、図書館はなくてはならないもの。
本をタダで借りられるというのは、やっぱりいい!
住民税を払っているのだから使い倒さないとね。最近行ってないけど。。

多くの図書館は公立で、民間と提携しているところは全体に比べればまだまだ少ない。
今後もっと増えていってくれたらいいな。
一部のスタバやTSUTAYAは、本屋と併設されているものがあるけどあそこはやっぱりいつも人がいる。
本が汚れるリスクや長時間の居座りで回転率が下がるリスクもあるけれど、本屋単体で考えるよりはカフェを併設する方がトータルでは利益が上がるんじゃないかって思う。

公共がなんでもやる時代は終わっている。
本は一人2冊まで無料で借りられるとか、市内の図書館での相互取り寄せサービスのような最小限の公共の機能を残しつつ、財源を確保できる方法にシフトすべきなんじゃないかな。

どこの事業者に任せるかという公平性とか、利益を追求することに賛否両論はあるだろうけど、民間が公共の一部を担うことはこれから絶対に必要になってくる。

公共機能を一部担ってもらうからには、それなりの規制も必要。
一方でおもしろいことをやって、人のためになり、お金も得るしくみを作った人が勝ち残っていくようになって欲しい。

千代田区の図書館は今度行ってみようかなという気になった♪


船橋 情報ステーション    
情報ステーション
千代田区立 日比谷図書文化館