【読書】文芸作品を読んで「愛される人」になろう クーリエジャポン5月号
またまたCOURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2014年 05月号 [雑誌]ネタ。
「『愛される人』は、こんな本を読んでいた」という記事がおもしろかった。
まとめると、こんな内容。
- 読書は読むジャンルによって効果が異なる。
- 大衆小説、文芸作品、科学書3種類の読書をさせて、それぞれのグループでどのような違いがあるかを実験。
- 数分間の読書をした結果、他人の感情を読み解く能力や、特定のシナリオの下で相手が何を期待し、何を信じているかを言い当てる、いわゆる「EQ(心の知能指数)」が最も高くなったのは、文芸作品だった。
- 文芸作品の次に点が高かったのは、科学書。
- 大衆小説は、読んでも読まなくても同じ。
「文芸作品を読んでいると、読者は他人の立場に身を置くことになる。そのような読書の結果、他人を愛し、愛されるようになる」のではという考察がされている。一方、大衆小説は「他者でっはなく自分自身の欲求や願望に目がむいてしまうかもしれない」とのこと。
とはいえ、息抜きや暇つぶしにベストセラーになっているような大衆小説はもってこい。
EQを高める効用の面では意味がなくても、話題の提供には一役買うでしょう。
科学書(というか、新書などの説明的な文章と解釈)や文芸書をバランス良く読んで、いろんな方向から物事を考えられるようになりましょう♪
COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2014年 05月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/03/25
- メディア: 雑誌
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