OkOgeのブログ

地方で楽しく生活することをテーマに日々あったことをつづります。

【読書メモ】貴様いつまで女子でいるつもりだ問題

数年前から使われるようになっている言葉の一つに「女子」がある。

年上のおばさまでも、「女子会トークに花を咲かす」なんて使っているけれど、わたしはなんとなく気恥ずかしい思いがして自分の属するカテゴリを「女子」と言ったことはない。

そもそも、女子っていつまで使えるのか?

そう感じている人は少なくないんだろうね。貴様いつまで女子でいるつもりだ問題という本があるくらいだから。


この本によると、女子という言葉は年齢ではなく女子魂を象徴しているらしい。

スピリッツの話をしている当事者と、肉体や年齢とメンタリティをセットにして考えている部外者。両者の間には、大きな乖離があります。

なるほどね!という指摘。


女子会には二種類あるという話、三十路の心得十箇条、ピンクと和解せよというくだりは、身に覚えのあることも多くておもしろかった。


どの章でも著者は自分の感情にかなり自覚的で、鋭い分析ができているな〜という印象。


言っていることは的を射ていて、軽快な語り口でおもしろいんだけど、読んでいてお腹いっぱいになる感じもした。


他に私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな (一般書)という本もあるみたいだけど、うーん。。確かに自分が男だったらずっとこの調子の女性は疲れてしまうかもしれない。


わたしは、女である前に人間として!!という気持ちはすっごくよく分かるし、自分の心の動きに気づいていることは大切なんだけど、異性に選ばれようと思ったらあえて「女子」を出していくことも戦略の一つなのかもって思った。

貴様いつまで女子でいるつもりだ問題

貴様いつまで女子でいるつもりだ問題

地味に効きます!楽天チェックの使い道

楽天チェックというアプリがちょっと使える。

[無料ダウンロード]お店に行くだけ楽天スーパーポイント貯まる!楽天チェック

加盟している店舗の決められた場所でチェックインすると、楽天のスーパーポイントが貯まるというもの。


一度チェックインすると、10ポイント(10円相当)貯まるので、週に1度スーパーに行くとしたら40ポイント(40円相当)が貯まる。

たまにキャンペーンをやっていると、数百ポイントもらえることもある。

たいしたことないじゃんと思うかもしれない。


いやいや、そんなことはないんです。楽天ユーザーにはジワジワ効きます。

わたしは、何十何円とかの端数がキライなのでその分をポイントで払う。

そうすると端数がなくなって、スッキリする。



首都圏の加盟店はまだまだ少ないみたいだから、今後増えていくことを期待!!!

【読書メモ】やっぱり絶大、帯の力!/私のなかの彼女

「もしかして、別れようって言ってる?」ーーようやく彼と対等になれるはずだったのに。

これは角田光代私のなかの彼女の帯に書かれた引用。

単なる恋愛小説ならそれほど気にならないけれど、手に取ってしまったのは「ようやく彼と対等になれるはずだったのに」というところ。

対等になれるはずったのに、なぜ対等になれなかったんだろう?と思いながら読み進める。

主人公と同居している恋人が、家の中のことで揉めている。

「気がついたほうがやればいいと思っていたけど、気がつくのがひとりだけだったら、そっちは家政婦みたいにせこせこ家のことするしか、ないもんな」
つまりーーこんなふうに生活の役割を押し付け合うような暮らしが、長く続くはずがないと仙太郎は言いたいのだ。

これって多くの共働き夫婦が自分たちに置き換えできる、ありがちな光景だと思う。

角田光代の本は何冊かしか読んだことがないけど、どれも「家族」をテーマにしている。

この小説も、仕事と家のこと、家族との関係、男女の違いなどいろんなことが複雑に絡んでいる様子が描かれている。

誰もが共感できる部分がどこかにある。


読み出したら、一気に読んでしまう。

この作品は、第二回河合隼雄物語賞も受賞しているんだって。


作家と、作品名も大事なんだけど、手に取るかどうかは帯の力が大きいなって感じました♪


私のなかの彼女

私のなかの彼女

【読書メモ】「教養」って大切らしいけど。。という人に

教養って、役立たないものなんじゃないの?

そう思っている人にこそ、おとなの教養 私たちはどこから来て、どこへ行くのか? NHK出版新書は、読んでほしい本かも。
なぜって、

すぐ役立つものは、世の中に出てすぐ役立たなくなる

から。

一方で、教養はすぐには役立たないけれど後でじわじわ効いてくるものらしい。

あの池上彰が宇宙、宗教、進化など、文系の人にはとっつきにくいと感じているテーマを分かりやすく書いている。

教養のポイントは、自分がどういう存在なのかを知ること。

日本では文系と理系との間に深い溝があるけれど、本当は文系だからといって科学を知らなくてよいわけではないし、理系だからといって歴史を知らなくていいわけじゃない。

自分がどんな存在なのかを知るには、いろんなジャンルの知識が必要だから。

よりよい未来のためには、過去に積み上げてきたものを知ることがその第一歩という考え方。

そんなことは分かってるけど、なかなか手が出せないんだよね〜という人のための入門書としてはいいのかも♪

わたしは、スペイン風邪の名前の由来がへぇー!!!と思いました。



【読書メモ】ゆるさに思わずクスり。こんなときのどうする絵辞典

人に言うほどのことではなくても、生活の中では困ったなぁ、と思うことがあるでしょう。


そんなシチュエーションをゆる〜いタッチでまとめたのがこんなときのどうする絵辞典

困ったシチュエーションには、

  • 受け取るのがヘタなのに物を投げられたとき
  • もらったプレゼントがすでに持っているものだったとき
  • 肉だと思って食べたら厚揚げだったとき
なんかがある。そんなときどうしたらいいか、A、B、Cの三種類のリアクションをほのぼのしたイラストとともに紹介。

はっきり言って、実用的ではないけれど思わずクスッと笑ってしまう。癒されたい人にオススメ♪


こんなときのどうする絵辞典

こんなときのどうする絵辞典

知らないと損。上手に使って、旅は身軽に、お得に!

今週末、少し遠出をするのだけど荷物が多いので今日宅配便でホテルに送ってみた。

結構前にヤマトのメンバーズに登録していたものの、あまりサービスをじっくり見たことがなかったわたし。

ホームページを見ていたら、往復宅配便というものを発見!!

往路と復路、一回ずつ送るよりも割引があるみたい。

さらに、営業所など取扱店まで持ち込むと100円引き。

また、メンバーズカードに5千円チャージするとそこから10%割引が受けられることも!


宅配便を送る時に面倒なのは、伝票を書くこと。それをあらかじめ、メンバーズのアドレス帳に登録しておくと、営業所で伝票が簡単に打ち出せちゃう。
さらにさらに、なんとポイントが2倍に。

普通に送ると100サイズのバッグは片道1500円くらいかかるところ、今回払ったのは2400円くらい。

単純に考えると600円も安くなってる!?

飛行機や新幹線を使って移動するときは、なるべく身軽がいい。

旅行に行くと、おみやげで帰りは重くなるもの。重い荷物を無理して長時間そばに置いておくよりは、少しお金がかかっても気楽でいいかも♪と思いました!!

ちなみに、メンバーズのポイントは貯めるとヤマトの限定品と交換できたり抽選に応募できるみたい。

サービスはどうせ登録するなら、どういうサービスなのか分かって使わないとと思った出来事でした。

【読書メモ】子どものしつけの方針に参考になる本!

先日読んだ子どもの教養の育て方で、佐藤優が薦めていた男の子の躾け方―あるドイツ人からの提言 (知恵の森文庫)を読んでみた。

アマゾンのレビューでは、辛口なコメントもあったけれど、個人的には日本とドイツの比較文化論だと思っておもしろく読んだ。

なんといっても今から30年以上前に書かれた教育論なのに、時代遅れな感じがしなかった。

特に大事だと思ったのは、次の3つ。
  • 「誰かの目」を子どもに意識させない
  • 思いっきり遊ばせると、勉強と遊びのケジメがつく
  • いい人と結婚して、楽しく暮らすという自画像を育てない
一つ目は、人の目があるところでは品行方正なのに誰も見ていないところでは傍若無人な人間にしないということ。

著者はドイツ人なのでキリスト教を例に出して、ものの善悪をしつけるには絶対的な存在が必要と言っている。

特定の宗教を信じるのはちょっと抵抗があっても、確かに「よその人が見ている」からあえて良いことをしたり、悪いことをしないのではなく自分がどう思うかで行動できる人間がカッコいいと思う。

二つ目は、文字通り。

三つ目は、自分のためだけに生きるのではなく、人のために生きることを教えるということだった。

以前、何かで最近の高校生のなりたい職業の第1位は公務員だという記事を読んだことがあった。公のために何かしたいという意識があってその職に就きたいというのなら立派だとは思うけれど、多分そうじゃない子が大方だろう。

大きくなるにつれて、現実が見えてしまうとはいえ、初めから自分の可能性や興味の範囲を限定してしまうのは子どもに似合わないな、とそのとき思った。


男の子に限らず、女の子にも共通するしつけが書かれているので教育論に関心がある人におすすめ♪

男の子の躾け方―あるドイツ人からの提言 (知恵の森文庫)

男の子の躾け方―あるドイツ人からの提言 (知恵の森文庫)