OkOgeのブログ

地方で楽しく生活することをテーマに日々あったことをつづります。

自分に合った靴を探してる人、必見

毎日欠かさず身につけている靴、どこで買ってる?

あまりこだわりがなければ、ABCマートあたりで手頃なものを買う人も多いんだろうな。

わたしは、去年の暮れに5千円くらいのパンプスを買った。靴なんて消耗品だし、5千円で十分!という考えで。

でも、その後わたしは後悔することに。。


長時間履いていると、足の小指が痛くなる!!


見てみると、小指の付け根が赤くなっていて、指同士が押されて指の間にまめもできていた。

しかも走るとかかとが抜ける。遅刻しそうになって猛ダッシュしたら豪快に足が抜けて、靴が置き去りなんて恥ずかしいことも。




どうしたものかと思っていたら、いつも通る商店街にアシックスの歩人館WALKING WOMEN'S | asics.co.jpというお店を見つけた。

歩人館では、足の長さやアーチの高さ、かかとの太さなど一人一人の足を計った上で、足に合った靴をおすすめしてくれるとのこと。


足の痛みをどうにかできるなら!と思って、早速計測。

少しだけ親指と小指が内側に曲がっていることや、かかとが標準より細いことなんかが分かった。


その上で、お店に並んだパンプスの中から気になるものを試着。


ヒールが5センチで、楽に歩けそうなものを購入。


履いてみて合わなければ、インソールのオーダーもできるらしい。


2万円3千円くらいしたので、安くはない。でも足が痛いと仕事にも差し障るので必要な出費と割り切ることにした。


デザイン重視、価格重視の人には勧められないけれど、足の健康や履きこごこちなんかの機能性を求める人にはいいかも。

仕事ファッションにはお金をかけるところとそうでないところを分けて、快適に仕事したい。

格安航空に乗ってみたくなるドラマ

ツタヤディスカスを使って借りてみました、チープ・フライト [DVD]


新しく航空会社を立ち上げることになり、そのスタートアップメンバーとして大手航空会社から出向を命じられた主人公、美晴。



普通スタートアップメンバーに選ばれるというのは、すごいことなのだと思うけど、ドラマの中では「飛ばされた」ことになっている。

竹内結子演じる主人公は、大手と格安航空の常識とのギャップに苦しみ、一度は辞めることも考える。

しかし格安航空の目指すものに気づいてそこでやっていく覚悟を決めるという話。

新会社を立ち上げるスタートアップメンバーなのに、何の説明もないなんて普通ありえないでしょ。と思うのだけど、そこはまだ格安航空ができて間もない時期のドラマらしく、格安航空って?という視聴者の目線に合わせた作り。

運賃は格安でも、安全にはお金を惜しまないというメッセージも含まれてた。


おもしろかったのは、ドラマがモデルのピーチを全面的に出していたこと。


3年前にピーチが就航した日の初便で聞いたCAの感極まったアナウンスを思い出して、就航するまでにはこんな舞台裏があったのかなぁと思った。


格安航空が就航している空港は東京だと成田なので、わたしにはイマイチ使い勝手が良くないように見える。

でも、時間的な余裕がある人や何日も滞在する人、日本国内を飛行機を乗り継いで移動したい訪日旅行客、ドラマで出てきたように家族連れで帰省する人なんかには魅力的な交通手段なんだろうな。

バスや新幹線はコストは抑えられても、長時間の移動はやっぱり疲れるし。


いつか、関空からアジアにも行ってみたい!!

チープ・フライト [DVD]

今さらだけど、TSUTAYAの宅配レンタルに登録してみた

TSUTAYAディスカスのお試しを使ってみた。

うちの近所にあるレンタル屋は、ゲオ。

3枚900円(税別)だったので、それならTSUTAYAの方が条件がいい。
でも近くにTSUTAYAがない。
ということで、宅配レンタルを使ってみました。

30日間無料で試せるのは、定額8という月額1,865円(税抜)のプラン。

ネットで見たい&聞きたいDVDやCDを登録しておくと、ゆうメールで届くところ。

2枚1組で届いて、レンタル中のものを返すと予約リストから次のものが届く仕組み。


このお試しプランのいいところは月末に登録してもきっかり30日間お試しできるところ。

さらに、無料期間だけで解約しても問題ない。


地上波で再放送されているのを見てみたらおもしろかったので、ならばシリーズものを、と。


わたしは一つの作品を見ると、そのシリーズや主演俳優、女優の他の作品が気になってしまう。

出演者で検索しながら、予約リストをつくることができるので映画やドラマ好きな人に嬉しい。



でも、人気の作品だとウェイティングがあって無料期間中には見ることができないことも。

また、ゆうメールを使って往復に時間がかかるので無料期間中だけでいいや、という人は最後にしたいものを余裕をもって返却しないといけないらしい。

毎月固定額がかかるので、それが負担でない人、近所にTSUTAYAがない人、そもそも毎週CDやDVDを楽しむ時間的な余裕がある人にとっては、利用価値があるのかな。

新しい主婦に憧れる人たち/ハウスワイフ2.0

「会社に使われない新しい生き方をめざす」という帯のフレーズに惹かれて、ハウスワイフ2.0を読んだ。


近年、専業主婦になりたい若い女性が増えているらしい。アメリカでは日本よりも進んだ状況にあるとのこと。


都会から田舎に引っ越して、家で食べる野菜を自分で栽培し養蜂や養鶏までやってしまう女性たち。

19世紀の古き良き時代に憧れて、毎日の食事だけでなく、子供の教育や着るものまで手作りする。


この本には、そんな「新しい主婦」の事例がたくさん紹介されている。


昔の人と違うところは、生活の必要からなんでも手作りしているわけではなく、政府や企業を信頼できないから自分でやってしまおうという一種の防衛策や環境のため。

日々、ブログで発信している。


共感するところは多いものの、この人たちにとってライフスタイルは信仰なんだなと思った。


医者を信用できないから予防接種を拒否するとか、子供を学校に通わせずにホームスクーリングするなどの独特の育児法。


本人たちは満足なのかもしれないけれど、一から十まで自分たちで!というのはなんとなく窮屈で危ない暮らしに思えるのはわたしだけなのかしら。


だからといって、なんでもかんでも外から買えばいいという発想は、もしも供給が絶たれたら何もできないという危険と隣り合わせだけれど。 


新しい主婦現象に憧れつつ、警鐘を鳴らす筆者の主張にはおおむね同感。


女性は、子供が生まれるとどうしてもそれ以前と同じようには働けなくなる。

産休や育休制度も大切だけど、休みは長くなくていいから毎日出勤しなくてもいいとか、自宅で仕事ができるとかいろんな働き方ができるといいのになぁとこの本を読んでつくづく思った。

ハウスワイフ2.0

ハウスワイフ2.0

そして父になる

そして父になるを観た。金曜ロードショーで。


自分が同じ立場に置かれた親だったらどうするかな〜としばらく考えてしまった。

作中、病院側の説明では昭和40年代に取り違えが多く起こったときには、ほとんどの家族が交換を希望したとのこと。

「本来あるべき姿」になったと言えばそうなのだけど、それでいいの?って思ってしまう。

そんなに生物的に親子であることは重要なんだろうか?


生みの親より育ての親というように、わたしならそれまで育ててきた方をとると思う。


本当の子でなくても、それまでその子に注いできた愛情は本物。

いくら血がつなかっていても、他の家庭で育った子はその家の文化に浸りきっていて、まったく別の家の子になっているだろうから。


映画のタイトルから想像していたのは、本当の子を取り戻して家族を再建する中で「父になる」というもの。

実際はそうじゃなかった。

むしろ家族のあり方を見直す機会になっていたので、良かった。


血のつながらない家族に対する考え方が出るところだと思う。

取り違えなんて起きてはいけないことだけれど、それをどうとらえるかは国や時代によってかなり違うんじゃないかな。


今年も家族をテーマにした作品を是枝監督がメガホンをとっているらしい。

【読書メモ】もう自己啓発本はいらない?!/嫌われる勇気

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えは去年の話題の一冊らしい。

積極的に他人から嫌われたいと思う人はいないはず。特に日本人は、「嫌われる」ことをひどく恐れる人種だと思うので、このタイトルは衝撃的だったのかも。


わたしにとっての衝撃ポイントは少し違うところにあった。

すべての悩みは対人関係の悩み

たしかに。って思った。

なぜあの人といるとイライラするのか、イライラしない方法はないものかと思っていた。

怒る原因があるから怒ると、普通は思うのだけどアドラーによると違うらしい。

怒りたいから怒るのだそう。

怒ることによって、何かをしたいという目的があるからこそ怒る。たとえば、相手に言うことをきかせたいとか、自分の方が優位に立ちたいとか。


怒りをコントロールするとか、我慢するという発想は、対人関係の中で「自分が正しい」という権力争いに足を踏み入れていること。

だから「ついカッとなって」というのはありえないことになる。

対人関係の悩みを解決する方法は、自分の課題と他人の課題とを仕分けること。

馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を飲ませることは出来ないから。


人の期待に沿って生きることの不自由さ、本当の自由とは何かということを考えさせてくれる。

仕分けのコツは、その選択によってもたらされる結末を最終的に引き受けるのは誰かを考えること。

本の中では課題の仕分けができていない例として、親子のシーンが出てくる。

親が「子のためを思って」勉強しなさいと言うのは、他人の課題に介入する自己チューな発想だという。


じゃあ、たとえ親子でも人は人、自分は自分と割り切ってクールに生きることがいいと言いたいのかというとそうではないということがこの本を読むと分かる。


これまで、人生を山登りのような線としてとらえていたわたしにとってはちょっと驚きと気づきがあった。

「まだ本気出してない」的な発想をしている人にはオススメの本。

嫌われる勇気

嫌われる勇気





【読書メモ】水やりはいつも深夜だけど

水やりはいつも深夜だけどは幼稚園生の子を持つ母親や父親の、日常の心の揺れを描く短編集。


各物語のタイトルにもあるとおり、物語の中には植物が出てくる。

植物を育てるには水やりが必要だけど、みんな日中に水やりをする心の余裕はないように見える。


どれも日々の生活でありがちな光景を切り取った作品なのに、ありがちなものをどれだけ鮮明にみずみずしく描くかというのが作家の筆力なんだと思う。

5つある短編の中で、一番いいなと思ったのは最後の「かそけきサンカヨウ」。

家族の形が変わっても、それに抵抗するとか無関心とかではなくて、みんなで暮らしていくんだという前向きな雰囲気が伝わってきたから。

逆に、嫌だなと思ったのは「ちらめくポーチュラカ」。

人に嫌われたくないがために有名人の服装やコメントをチェックして、それを参考にしながら日々ママ友と付き合い、ブログの写真用に食事とかインテリアなんかを飾るところが。


とっても面倒くさい!!

わたしにはとても無理だけれど、人に「嫌われない」努力はしてもいいのかなぁと思った。



ところでこの短編集は同じ幼稚園に通う子供の親という設定らしい。

5つの物語は完全に独立しているように見えたので、どこかでつながっていたらもっとおもしろかったかもな〜って思った。

水やりはいつも深夜だけど

水やりはいつも深夜だけど