OkOgeのブログ

地方で楽しく生活することをテーマに日々あったことをつづります。

個人事業主になってよかったこと4点

確定申告の還付金振込通知書が届いた。
青色申告としては今回で3回目。今年も源泉徴収された大部分が還付された。
年に一度、その年にかかった経費を収入から引く。
個人事業主になってよかったと思うことをあげてみる。

生活レベルは変わらないのに所得税、住民税、保育料が安くなった

地方で生活するようになって、東京でサラリーマンをしていた頃より、額面の収入は減ったけれど納める税金はもっと減った。だから、実感としての生活レベルは変わっていない。

広い家で、規則正しい生活をして食べ物も新鮮なうちに食べることができているので、都会で生活していたときに悩まされていた、肩こりや頭痛などの体の不調がなくなった。むしろ高いお金を出して、こういうものを買っていたのだから、今の方が贅沢かもしれない。
これは個人事業主というより、田舎暮らしのメリットだけど。

家のものでも経費に入れられる。減価償却は大きい

例えば車。サラリーマン(給与所得者)なら、車にかかる税金やガソリン代、修理費用を経費にすることはできない。
減価償却だってできない。ガソリンは使わなければかからないけれど、自動車税は持っていれば必ずかかるもの。按分するにしても一部費用計上できるメリットは大きい。新車だったこともあり、まだ数年減価償却できる予定。

仕事に関係するものになら、思い切ってお金を使える

図書購入費やセミナーの参加費用、資格取得のための受験料、パソコンの購入費や修理代を経費に算入できてしまう。以前も仕事に関連する本は買っていたけれど、経費にする機会はなかった。これは本好きにはたまらない。

資格取得だって、前なら完全に趣味の領域だった。今は、仕事に役立つ資格の取得にかかった費用は経費に算入できる。出ていくものは一緒だけど、収入から棒引きできるので「受験費用が・・・」なんて思うことが少なくなっている。

お金の知識が身につく。人生設計に取り組む機会になる

確定申告をするようになって一番大きかったのは、お金に対してかなりシビアになること。自分の収入や払っている税金、仕事で使うお金の流れを意識せざるを得ない。知り合いは、白色の人ばかりだけど、青色申告はやらなければ損。自然と人生設計も真剣に考えるようになったし、節約とか資産運用とか、お金に関する情報収集や実践の機会が増えた。


東京にいたときは個人事業主とか、ありえない!と思っていた。確かに、何かあったときはサラリーマンの方が安心だけど、これからはサラリーマンもどうなるか分からない時代。人生の早い段階で、後ろ盾がない世界に飛びこんだのは悪くないな~と思います。

少なくとも、今のところは。

「うんちく」で記事が公開されました

フリーライターのよりどころというwebところで、ライター登録。

他の人よりちょっと詳しい方面で、うんちくを語ってくださいという題目だったので書いてみた。
un-chiku.com

自分の書いた文章に対して、誰かが適切なコメントをくれたり修正をしてくれるというのは楽しい!

これを仕事にできたらおもしろいだろうなぁ♪

【読書メモ】「学力」の経済学

筆者の主張は、「教育にエビデンス」。

なるほどと思った点を結論だけまとめると

 

・教育は子どもが小さいときほど、効果が大きい
・教育は学校より、家庭が与える影響が大きい
・しつけを受けた人は年収が高い
・少人数学級は費用対効果が低い
・いい先生との出会いは、家庭の次に子どもの人生を変えるもの
・教員免許制度は、教師の質を担保しない
・研修で教師の質は良くならない

 

 

「学力」の経済学

「学力」の経済学

 


日本は倫理的な理由から、教育実験がされることは少なく、研究者がアクセスできるデータが限られているという。

 

筆者によると、データが開放されていれば、世界中の優秀な研究者が研究してくれるので、さまざまな政策の効果の検証に利用できる。


財政には限りがあるからこそ、実験とデータの検証をして、有効な施策にどんどん切り替えていくべきだ、というもの。

 

日本ではなぜか、教育という分野に関しては、まったくの素人でも自分の意見を述べたがるという現象が起きている。

主観とか経験は、本来もっとも再現性のないもの。それなのに、みんなが子どもを東大に行かせた母親の手記をありがたがったりする。


海外の方が、いろんなものを科学的に分析する手法が発達しているというのはよく聞く話だ。


なぜ日本では教育実験が行われることが少ないのか、データが開放されていないのか、意味のあるデータの活用ができないのか、一億総評論家現象が起こっているのか、そちらの裏側にわたしは興味を持った。

auからmineoと楽天でんわの合わせ技にしてよかった話

格安SIMに変えた。

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年末まではauを使っていたのだけど、通話をよく使うこともあって毎月1万円超えをしているのが気になっていた。

 

自宅はWi-Fi環境が整っていて、データをほとんど使っていなかったから、データ定額の契約が必要な大手キャリアに不満を持っていた。

 

二台持ちも考えたけど面倒で、iPhone6の更新のタイミングに合わせてMNP

 

SIMはmineoの3Gバイト、
通話は主に楽天でんわアプリを使用。

1月の請求分は、mineo1990円、
楽天でんわ5110円。

 

3000円くらい安くなった。

 

mineoの基本料は1510円だけど、楽天でんわアプリから発信しなかった通話もあったので、基本からはみだしている。

 

2月までmineoには5分かけ放題のサービスがなかった。3月2日に、5分かけ放題850円に申し込んだので、来月からの請求には5分以下の通話にいちいち料金が乗らなくなる予定。

 

5分を超えても、30秒10円というから通話料はauの半額。


変えてよかった。

 

今後はもう少し安くなることを期待!!

【読書メモ】また、同じ夢を見ていた

​幸せとは何か

これは人生の最大のテーマ。

また、同じ夢を見ていた

また、同じ夢を見ていた


住野よる氏のデビュー作である君の膵臓をたべたいを読んだばかりだったので、主人公の女の子の一人称で進む文章に戸惑いを感じたが、すぐ慣れた。

わたしは小説を読むと、著者がどういう人物なのかが気になる。
同じ著者の本を何冊か読んで、そこに共通するテーマや主人公があると、モデルがいるのではと思う。
それが著者なのか、あるいはごく身近な人なのかは分からないけれど。


2つの作品に共通しているのは、読書好きで友達のいない主人公。
小難しい言葉を使ったり、比喩表現がとびきりうまかったりする。
本人たちは、一人でも生きていけると思っている。そこに普段は疑問を感じていないのだけれど、自分の意思に反して誰かが外の世界に連れ出す。
その中で、主人公は自分の本当の気持ちに気づくというすじ。


人は人と関わりあうことでしか生きられないし、幸せはその中で感じもるのだ。
ただし、受け身ではなく幸せはあくまで自分で選ばなければね。というメッセージを感じる。


著者が関心のあることや小説で伝えたいテーマもそうなのだろうから、余計にこれまでどんな生活を送って、今何をしているかに興味がわく。

どこかに、著者のインタビュー記事とかエッセイがあれば読んでみたいもの。

Facebookとブログ、使いこなすためのはじめの一歩

Facebookとブログの違いを意識できている人は少ないのでは?

わたし自身、よく分かっていなくて、Facebookを始めたからブログを書かなくなってしまっていた。でも、考えてみればFacebookとブログは機能が違う。

Facebook基本的には知っている人とのつながり

ブログは知らない人にも公開するもの

Facebook情報はどんどん流れていくけど

ブログはストックされていくから

特徴を理解して、使い分けをする必要があるんだなと今更ながら思った。

Facebookでは自分や子供の写真を載せることもあるし、アイキャッチな写真がないとだけどブログではプライベートな写真なんて載せない。
でも、ブログなら友達が読んでおもしろいかなー?という内容でも書ける。

読書メモなんてその最たるものだと思う。

自分の興味のあること、知っていることを蓄積していって誰か共感してくれる人や役に立つと感じてくれる人がいたらいいなと思う。

だからブログ、再開します。

【読書メモ】君の膵臓を食べたい

​エキセントリックな題名で、前から気になってはいたものの手が出なかった本。
図書館の新刊コーナーで見つけた。

君の膵臓をたべたい

君の膵臓をたべたい


高校生の恋愛小説

そう言ってしまえば、それでおしまいだけど主人公が高校生という設定では、十数年前に読んだ、世界の中心で愛を叫ぶと比べると、登場人物の精神世界が大人だなと思った。

なぜ僕が、彼女を名前で呼ばなかったのかについての彼女の考察が深い。

生きるとはどういうことか、という僕の質問への答えも。

お互いに自分とは反対側の人種だと思っている相手に対して、実は憧れを持っていたことが後になって分かる展開は、よくあるようなお涙ちょうだいものでもなく、直接的に愛だの恋だのを表現することもなく、好感を持てた。

他の作品も読んでみようかと思った。

著者について調べたら、男性だということが判明。

ペンネームから勝手に女性だと思っていたので、意外。