【読書メモ】なぜこの人と話をすると楽になるのか
コミニュケーションの目的はコミニュケーション
っていうところ。
情報伝達は二の次
その場を楽に過ごすことが第一なのだ。
吉田さんによればコミ障という言葉は、コミニュケーションは、世間ができて当たり前だと思っているから生まれたらしい。
でも、コミニュケーションって実は奥が深くて多くの人は練習しなければうまくなれないもの。
それなのに、そこが見過ごされている。
自分も相手も、楽に過ごすためには、他愛のなさがとても重要で、中でも「髪切った?」っていう質問は神の一手なんだと。
その理由については、本の中身に譲るとして。。
それから、忘れちゃいけない!と思ったのは
相手より優位に立とうとしない
こと。相手の興味のあることを、相手のフィールドに立って話す。
変にプライドが高い人ほど、コミニュケーションを対戦型のものととらえがちだから。
わたしもその一人なので、あるある!と思いながら読んだ。
情報伝達以外の会話は、時間の無駄くらいに思っていて、雑談に苦手意識がある人にとってもオススメの本♪
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新しい主婦に憧れる人たち/ハウスワイフ2.0
「会社に使われない新しい生き方をめざす」という帯のフレーズに惹かれて、ハウスワイフ2.0を読んだ。
近年、専業主婦になりたい若い女性が増えているらしい。アメリカでは日本よりも進んだ状況にあるとのこと。
都会から田舎に引っ越して、家で食べる野菜を自分で栽培し養蜂や養鶏までやってしまう女性たち。
19世紀の古き良き時代に憧れて、毎日の食事だけでなく、子供の教育や着るものまで手作りする。
この本には、そんな「新しい主婦」の事例がたくさん紹介されている。
昔の人と違うところは、生活の必要からなんでも手作りしているわけではなく、政府や企業を信頼できないから自分でやってしまおうという一種の防衛策や環境のため。
日々、ブログで発信している。
共感するところは多いものの、この人たちにとってライフスタイルは信仰なんだなと思った。
医者を信用できないから予防接種を拒否するとか、子供を学校に通わせずにホームスクーリングするなどの独特の育児法。
本人たちは満足なのかもしれないけれど、一から十まで自分たちで!というのはなんとなく窮屈で危ない暮らしに思えるのはわたしだけなのかしら。
だからといって、なんでもかんでも外から買えばいいという発想は、もしも供給が絶たれたら何もできないという危険と隣り合わせだけれど。
新しい主婦現象に憧れつつ、警鐘を鳴らす筆者の主張にはおおむね同感。
女性は、子供が生まれるとどうしてもそれ以前と同じようには働けなくなる。
産休や育休制度も大切だけど、休みは長くなくていいから毎日出勤しなくてもいいとか、自宅で仕事ができるとかいろんな働き方ができるといいのになぁとこの本を読んでつくづく思った。
- 作者: エミリーマッチャー,Emily Matchar,森嶋マリ
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2014/02/24
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