OkOgeのブログ

地方で楽しく生活することをテーマに日々あったことをつづります。

「こんな人にはなりたくない」リスト

街中で知らない人を車に乗せたことはある?

先週、初めて知らない人をヒッチハイク(?)させてあげた。

これまでのわたしなら到底考えられないこと。

営業の仕事を始めて知らない人と話す抵抗感が少なくなったということと、田舎だし事件につながりそうな変な人はそうそういないだろうという安心感から。


でも、乗せなければよかったかな〜と思っている。それだけ後味が悪かったから。

その日は家の近所で仕事をしていたので、昼は帰って食べようと思っていた。

あと数十メートルで家の駐車場というところで、バス停にいた中年女性が「すみませーん」と声をかけてきた。

道でも聞かれるのかな?と思って車を寄せたら、車で15分くらいかかるところまで乗せて言って欲しいという。


げっ!今、そっちの方から帰ってきたところなんだけど。と思ったけれど、困っているのもかわいそうだから乗せてあげることにした。

女性は、「すみません、無理言って」と言って車に乗り込む。

「町の人じゃないんですか?」

「住民だけと、バスに乗り遅れました」

車社会なんだから、車で行動しろよ〜と思いつつそのまま走っていると、しきりにスマホをいじっている様子。

ここで一気にモヤモヤした感情が広がった。

家族に連絡をしているのだろうか。

でも道中ずっとスマホをのぞいている。

初めて会う人と話をするのが気まずいのは分かる。
けど、話をするでもなくずっとスマホをいじっていられるのはあまり気分がよいものではない。

お互いが気持ちよく過ごせるように、形だけでも愛想よくするべきなんじゃないのか。


タダで人の時間とガソリンを使っているんだから!!!

だったら、お金を払ってタクシーを呼んでくれ。


目的地に着くと、名乗りもせず謝礼をくれるでもなく、さっさと歩いて行った。

よほど住所と名前を聞き出そうかと思った。

こういう「人が自分のために何かしてくれて当然」という態度の人は、残念だなと思う。

一度善意でこういうことをしてみても、あまり気持ちのいい思いをしなかったら、二度と同じようなことはしないだろう。

この人にかかわった人が、わたしだけでなくみんなが嫌だな〜って思ったら??

助けてくれる人はいなくなるだろう。

お金が絡まないからこそ、お互いが気持ちよくなる行動をするべきなのだ。

自分のメリットだけを追うと結局自分の首を絞めることになる。

「こんな人にはなりたくない」リストの項目が増えた出来事だった。